【考察】イェッタイガーの気持ち良さについて
2019年もお疲れ様でした。今年も質の悪いイェッタイガーで揉めた現場がいくつかあったと思ったので、個人的に思うイェッタイガー気持ち良く入る楽曲の条件をまとめてみました。
➣ イェッタイガーの気持ち良さを定義する条件とは一体何か?
①直前の「溜め」
普段アイドルの現場に行ってるような人だと初見の曲でもイェッタイガーが入りそう気配って何となく分かる気がしないでしょうか?それがこの「溜め」です。私個人的にはこの「溜め」の尺が4拍前後だと「入るな」と感じます。
(参考譜面1: 幻影★ギャラクティカ)
(参考動画: 上の譜面に従って自分でイェッタイガーを入れてみましょう。)
(参考譜面2: 革命の唄)
(参考動画)
②「タイガー」を叫ぶ瞬間の無音
ディアドロップスサビ前のイェッタイガーで同じ尺なのに1番は気持ち良いけど、2番はあまり気持ち良くないって思った事は無いでしょうか?これは2番のサビ前だけ「タイガー」を叫ぶ瞬間にベースが裏打ちをしているからです。イェッタイガーの気持ち良さの大部分は「溜め」からの「タイガー」の残響を感じる事にあるのでは?と個人的には考えています。つまり、キュンのサビ前で小坂菜緒が「大好き」ってつぶやくのは完全に意図された家虎殺しです。
(参考譜面3: ディアドロップス)
③会場の大きさ、屋根の有無
②の残響の話に繋がりますが、これは確実に大きなキャパの会場ほど気持ち良くて、屋根がある会場ならベストです。ライブハウスでやるのとは比較にならないくらい気持ち良さなので中毒になります。嘘だと思うなら乃木坂、TrySail、小倉唯とかラブライブあたりの現地で1回自分でイェッタイガーを入れてみてください(※1)。
(参考動画: 大箱でイェッタイガーが決まっているのはこのグループ以外無いと思います。まさにKing of イェッタイガー。)
④「イェッ」の始動タイミング
個人的には「イェッタイガー」であれば「イェッ」を4/4拍子の1拍目、「👏イェッタイガー」であれば4/4拍子の2拍目に入れるタイミングで打つのがセオリーだと思います。それ以外の尺だとバラけてしまうので美しさが無いです。そのようなイェッタイガーがされてしまう楽曲で代表的なのは Future Strike。
(参考譜面4: Future Strikeの落ちサビ前)
➣ イェッタイガー前の👏の有無について
声の現場だとほとんどのケースで👏が無いパターンが多いと思いますが、個人的にはサビの入りが4/4拍子の3~4拍目だっだり「溜め」が少ない曲の場合は👏無し、「溜め」が4拍以上ある曲や次の小節の1拍目からサビに入る曲の場合は👏があるとより気持ち良くなると思います。
(参考譜面5: MOON PRIDE)
(参考動画: 上の譜面に従ってイェッタイガーを入れてみましょう。)
(参考譜面6: white forces)
(参考動画: 同様に上の譜面に従ってイェッタイガーを入れてみましょう。)
(※1) 大箱を使っていて、かつ比較的周囲とトラブルを起こす可能性が低いと思う現場を選びました。アイマスやバンドリ、その他声優や一般向けのコンテンツだと周囲とトラブルを起こす可能性が非常に高く、例え開演前でもやめておいた方が無難です。LOUDERとかBLACK SHOUTの無音家虎は①②③④の条件を全て満たしてるので最高レベルで気持ち良いのですが…